ベッティングシステムの一種として名前が挙がることが多いキャンセレーション法。マーチンゲール法やパーレー法ほどの知名度はありませんが、その効用やいかに?実はシンプルで自由度が高いキャンセレーション法について、このページではわかりやすく解説します!
目次
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キャンセレーション法とは?
キャンセレーション法の仕組み
キャンセレーション法は一般的なベッティングストラテジー同様、配当が2倍になるベットに最も適しています。つまりルーレットの赤/黒、奇数/偶数、ハイ/ローなどのアウトサイドベットやバカラのプレイヤーベットがこれにあたります。
それでは具体的な仕組みを見てみましょう。
同じく$10を目標に「1、2、3、4」の数列で始めた実践例を見てみましょう(配当2倍のベットに賭けているものとします)。
ラウンド数 | 数列 | 勝敗 | 払い戻し | 合計収支 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1,2,3,4 | ✕ | $5 | - | -$5 |
2 | 1,2,3,4,5 | ✕ | $6 | - | -$11 |
3 | 1,2,3,4,5,6 | ✕ | $7 | - | -$18 |
4 | 1,2,3,4,5,6,7 | ◯ | $8 | $16 | -$10 |
5 | 2,3,4,5,6 | ◯ | $8 | $16 | -$2 |
6 | 3,4,5 | ✕ | $8 | - | -$10 |
7 | 3,4,5,8 | ◯ | $11 | $22 | +$1 |
8 | 4,5 | ◯ | $9 | $18 | +$10 |
この例では3連敗からスタートしたものの、8ラウンド目に4勝4敗ながら見事に目標金額の$10の勝利を収めることができました。
マーチンゲール法ほど賭け金が急激に増えはせず、また目標が達成できたときの収益がマーチンゲール法よりも大きい(マーチンゲール法の場合は一番最初に賭けた最小単位のみ)のがキャンセレーション法の強みです。では最強の必勝法なのかというと、そうそう単純な話でもありません。
まとめ
勝てば数字を2個消し、負けると1個だけ足すキャンセレーション法は直感的には3割強だけ勝てれば目標達成できる戦略なので理にかなっているように見えるかもしれません。しかしどんなベッティングシステムでも必勝法となりうることはありません。使ってみる際は、デメリットもよく理解した上で!
よくある質問
その仕組み上、マーチンゲール法やパーレー法のように暗算だけでやり通すのは難しいベット戦略です。紙とペンまたは鉛筆が理想的ですが、PCやスマホなどのメモ帳で代用することも可能です。
キャンセレーション法は数あるベッティングシステムの一種です。どんなベッティングシステムにも必ず勝てるという保証はありません。
はい。むしろ紙とペンが必要なキャンセレーション法はオンラインカジノに最適なベッティングシステムです。ただしボーナスプレイ時はマックスベット額に注意してください。
キャンセレーション法の別名で、両者はまったく同じものです。マーチンゲール法を分割したような戦略なのでこのような名前がついています。
マーチンゲール法ほど急激なベットの上昇がなく、1セット完了時に必ず当初の目標額が勝てているという点がキャンセレーション法のメリットです。
配当がちょうど2倍になるバカラのプレイヤーベット、そしてルーレットの赤/黒、奇数/偶数、ハイ/ローなどが最適です。理論的には配当が3倍になるルーレットのダズンベットやコラムベットなどにも応用できますが、その場合は数列に大きな工夫が必要です。