ベッティングストラテジーの一種であるダランベール法。名前だけ聞くと難しそうですが、基本だけ覚えてしまえば非常に簡単!初心者でもこのガイドを読むだけですぐに実践できてしまいます。ではその効果は?使えるカジノゲームは?必勝法になりえる?詳しくはこのページで!
目次
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ダランベール法の仕組み
ダランベール法の原則は2つだけで、とってもシンプル!これだけ覚えておけば誰でもすぐに実践可能です:
キャンセレーション法やモンテカルロ法などのように明確なゴールを設定するというわけでもないので、途中で多少間違えてしまったとしても結果に大きく影響しないので気軽に使える戦略でもあります。
それでは早速、実践例を見てみましょう。最初のベットは$10で、1単位は$1(つまり勝ったら$1減らし、負けたら$1増やす)とします。
ダランベール法の実践例
ラウンド数 | 賭け金 | 勝敗 | 合計収支 |
---|---|---|---|
1 | $10 | ✕ | -$10 |
2 | $11 | ◯ | +$1 |
3 | $10 | ✕ | -$9 |
4 | $11 | ◯ | +$2 |
5 | $10 | ◯ | +$12 |
6 | $9 | ✕ | +$3 |
7 | $10 | ✕ | -$7 |
8 | $11 | ◯ | +$4 |
9 | $10 | ✕ | -$6 |
10 | $11 | ◯ | +$5 |
うーん、不思議です。5勝5敗で、たいして大きく賭け金を上下させているわけでもないのに最初のベットの半分の$5が利益となっています。これこそがダランベール法最大のメリットで、勝敗の結果が5分5分であれば小さな利益を上げることができるのです。また、たとえ連敗が続いたとしてもベットが急激に上昇するわけではないのでテーブルのベット額上限に達してしまう可能性がほとんどないのももう1つのメリットといえるでしょう。
ダランベール法で使えるゲーム
その構造上、マーチンゲール法やキャンセレーション法など一般的なベッティングストラテジーは適用できるゲーム/ベットが限定的です。それに対して、ダランベール法は比較的多くのゲームで使えることが特徴です。
基本的にはルーレットのアウトサイドベットやバカラのプレイヤーベットなど配当が2倍になるゲームがわかりやすいので理想的ではありますが、(勝ったら5%のコミッションが引かれるものの)勝率が5割を超えるバカラのバンカーベットはむしろダランベール法に最も適しているといってもいいかもしれません。
さらに、ベットの増減が緩やかであるため、ブラックジャックに応用することもできます。他にはダズンベットやコラムベットなどルーレットの3倍配当にも応用可能。配当が毎回きっちり2倍にならないベットで使うには多少のカスタマイズも必要ですが、それが自由にできるのもダランベール法ならではの特徴です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?勝率5割前後となった場合に最も効果が発揮されるというかなり限定的なダランベール法。しかしその反面、使えるゲームの幅が広くカスタマイズしやすいというメリットも。マーチンゲール法やパーレー法などと組み合わせて、自分だけのベット戦略を考え出してみるのもいいかもしれません。
よくある質問
はい、自由に使うことができます。ただし慣れるまではミニマムベットが比較的大きめに設定されているライブテーブルよりも、安く遊べるRNGのバーチャルテーブルで試してみるのがいいかもしれません。
ダランベール法はベッティングストラテジーの一種なので、必ず勝てるという保証はありません。
ダランベール法を使えば勝率が5割弱~5割となった場合でも利益を生み出すことができるのが利点です。
18世紀フランスで数学者・哲学者・医学者・音楽理論家・機械技師と多彩な才能を発揮したJean-Baptiste le Rond d’Alembertが考案したことからダランベール法という名前がついたとされています。
わかりやすいのはルーレットのアウトサイドベットやバカラのプレイヤーベットなど必ず等倍配当が支払われるゲームのベットですが、ダランベール法はこれらに加えてバカラのバンカーベットやブラックジャックなど比較的幅広いゲームのベットで応用することができます。
勝ったら次のラウンドはあらかじめ決めた1単位減らした額を賭け、負けたら1単位増やして賭けるというかなりシンプルなベット戦略です。