オスカーズグラインド法 | 初心者でもすぐに使える低リスクなカジノ 攻略

初めて提唱されたのは1965年という比較的新しいオスカーズグラインド法。ベッティングストラテジーの一種で、オンラインカジノでもさまざまなテーブルゲームで使うことができます。しかし気になるのはその有効性。果たして攻略法となりえるのか?TopAsiaCasinosで詳しく解説していきます。

  • 田中 和樹
  • 更新日: 2023年10月19日

  • 更新日: 2023年10月19日

    目次

    オスカーグラインド法が試せるおすすめオンラインカジノ

    オスカーグラインド法が試せるおすすめオンラインカジノ

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    オスカーズグラインド法とは

    オスカーズグラインド法とは

    新しいベッティングシステムだからといって、オスカーズグラインド法は難解なものではありません。むしろダランベール法とマーチンゲール法を組み合わせたようなかなりシンプルな戦略なので、初心者でもすぐに使い始めることができます。
    低リスクで低リターンでじっくり小さな勝ちを積み重ねていきたい人向けという点ではダランベール法に酷似。理論上はいつか必ず勝ちに転じるという点ではマーチンゲール法に似通っているといえます。
    ちなみにオスカーズグラインド(Oscar’s Grind)という名前が初めて世に出たのは1965年に発行されたAllan Wilsonという著者のギャンブル関連書籍の中。この戦略を使っていた取材対象のギャンブラーの名前がOscarだったのでこの名がつけられたとのことです。「grind」はギャンブル用語で少額の勝ちを積み重ねるという意味。

    オスカーズグラインド法

    オスカーズグラインド 法の特徴

    オスカーズグラインド 法の特徴とメリット

    1セット終了すると損失がゼロになる

    オスカーズグラインド 法は、1セット終了すると損失がゼロになります。

    オスカーズグラインド法はシステム上、1セット終了すると必ず損益がプラスになっているか±0となります。1セット終えることができれば、少なくとも損失を出さずに済む手法ということ。「1セット」の捉え方としては、オスカーズグラインド法をスタートさせてから終了までを指し、損益がプラスか±0になった時点でオスカーズグラインド法は終了ということになります。

    負ける回数が多くても利益を出せる

    オスカーズグラインド法は、負ける回数が多くても利益を出せる攻略法です。例え運悪く負ける回数が多くなってしまっても、オスカーズグラインド法はいいタイミングで勝ちを掴めれば利益を出せるカジノ必勝法です。

    特に後半の賭け金が上がったタイミングでうまく連勝することができれば大きな利益を出すことも可能です。

    そのため、負けた回数が多くても最終的に損することなくゲームを終了させることができます。

    three

    賭け額上昇が緩やか

    オスカーズグラインド法の賭け金は勝った時のみ1ユニット分だけ上昇となるため、掛け額上昇が穏やかになっているカジノ 攻略です。賭け額の上昇が激しいパーレー法やマーチンゲール法などの攻略法が不安という方には、オスカーズグラインド法は特におすすめなカジノの勝ち方です。

    Four

    他の攻略法との組み合わせはない

    カジノ攻略法の中には、それぞれを上手く組み合わせてリスクやデメリットを回避させるタイプの手法が存在していますが、オスカーズグラインド法はこの攻略法のみで完結するので、他の攻略法と組み合わせる必要はありません。

    カジノ 必勝法 オスカーズグラインド法の仕組み

    カジノ 必勝法 オスカーズグラインド法の仕組み

    前置きはこれくらいにして、いよいよ具体的な仕組みについてです。まず、オスカー ズ グラインド 法では他のベッティングシステム同様、ベットに使う1単位を決めます。1単位は$1でも¥200でも$5でもかまいません。

    目的は1単位ずつ勝っていくことで、1単位の勝ちを1セットと定めて資金が1単位増えるまで何セットも繰り返していくという戦法です。その上で、肝心のルールがこちら:

    1. 負けたらベットは据え置き
    2. 勝ったらベットを1単位増やす

    たったのこれだけです!つまり、セットの最初のラウンドで勝つとそのセットは終了。次のセットでは再び1単位賭けます。

    反面、セットの始めに負けると何ラウンドか続ける必要が出ますが、勝つたびにベット額は上がっていくので負けラウンドより勝ちラウンドが少なくてもいずれは合計収益で1単位以上勝利することができるという仕組みです。どういうことか実践例で見てみましょう。バカラのプレイヤーベットで1単位は$5とします。

    オスカーズグラインド 法の実践例

    オスカーズグラインド 法の実践例

    ラウンド数勝敗賭け金合計収支
    1$5-$5
    2$5-$10
    3$5-$15
    4$5-$10
    5$10-$20
    6$10-$10
    7$15-$25
    8$15-$10
    9$20+$10

    この例では3連敗でスタートして4勝5敗と負け越しているにもかかわらず見事に2単位勝つことができました。このセットでは1単位以上の勝利が確定したため、再び$5のベットで次のセットを始めます(もちろんここでセッションをやめてもかまいません)。
    1つ面倒なのが、それぞれのセットでの収支を計算しなければならないという点。オンラインカジノならアカウントの資金残高を覚えておくということもできますが、慣れるまでは紙とペンかメモ帳機能などを使ってこまめに記録しておくのが良いでしょう。

    オスカーズグラインド法の損切りタイミング

    オスカーズグラインド法の損切りタイミング

    オスカーズグラインド法では、いくら損をしたらやめるという明確なタイミングは設けられていません。そのため、大きい損失を防ぐために、プレイヤー自らが「資金の〇〇%の金額を失ったら損切りしよう」と自分でしっかりと損切りのタイミングを把握することが重要です。特に最初から連敗が続く場合、後から損失を取り戻すのは難しいため、早めの損切りが大切になるでしょう。

    損切りのタイミング オンラインカジノ

    オスカーズグラインド法は安全?

    オスカーズグラインド法は安全?

    オスカーズグラインド法は、カジノ攻略の中でも安全な攻略法です。多くの攻略法はベット額が大きくなったり常に変動するので、その分リスクが増しますが、オスカーズグラインド法は、1単位分の履歴が出た時点で攻略法が終了となるため、それ以上の損失を防ぐことができ、賭け金を低めに抑えることが可能という点が魅力です。

    オンラインカジノ 安全 セキュリティ

    カジノ 攻略 オスカーズグラインド法が使えるゲーム

    カジノ 攻略 オスカーズグラインド法が使えるゲーム

    オスカーズグラインドに対応しているゲームには、以下のようなものがあります。

    • ルーレット
    • バカラ
    • ブラックジャック

    オスカーズグラインド法はわりと幅広いテーブルゲームで使えるのが特徴です。計算が楽なので最初のうちはルーレットの赤/黒、奇数/偶数やバカラのプレイヤーベットといった配当がちょうど2倍になるベットがおすすめではありますが、ルーレットのダズンベットやコラムベットなどの3倍配当ベット、バカラのバンカーベット、もしくはブラックジャックでも応用が可能です。特にブラックジャックはスプリットやダブルダウンによって1セットでもまとまった利益を上げる可能性を秘めているので、コツコツとした作業が苦手な人でも楽しみながらオスカー ズ グラインド 法が使えるカジノゲームといえるかもしれません。

    ライトニングルーレット Lightening Roulette

    オスカーズグラインド法のデメリット

    オスカー ズ グラインド 法のデメリット

    ここまではなかなか優秀に聞こえるオスカー ズ グラインド 法ですが、ベッティングシステムであるかぎりやはりデメリットはあります。よく理解した上で実践しましょう。

    勝敗が均等に分散されると賭け金だけ上がり続ける

    極端な例を出すと、負→勝→負→勝→負→勝→負→勝のように交互に負けと勝ちが続くと1単位分勝つことなく賭け金だけが上がっていってしまいます。どこかで連勝が発生しないと1セットがいつまでも終わらないというのがオスカーズグラインド法で最もわかりやすいデメリットです。

    ハウスエッジの存在

    あらゆるカジノゲームにはハウスエッジが存在します。つまりルーレットなら「0」と「00」が存在するので2倍配当のベットなのに勝率が5割に届くことは決してありません。バカラのバンカーベットは勝率が5割を超える珍しいベットですが、5%のコミッションがハウスエッジを発生させています。つまりルーレットなら自然と負けラウンドの方が勝ちラウンドよりも多くなってしまい、バンカーベットは勝っても5%のコミッションが引かれていくのでそれだけ1単位分勝つのにラウンド数が余計にかかるというわけです。

    カジノが設定する最大賭け金

    勝ったときだけ1単位ずつベットが上昇するオスカー ズ グラインド 法ではマーチンゲール法ほど爆発的に賭け金が上がっていくわけではありませんが、それでも前述のように勝敗が分散されると理論上はそのうちカジノが定めるベット上限に到達してしまうことになります。ハウスエッジがあるかぎり、特にセット序盤に複数回連敗が発生すると逆転するまでにそれだけ連勝も必要になる可能性があるという点には留意しておきましょう。

    まとめ

    まとめ

    オスカー ズ グラインド 法はマーチンゲール法同様、あくまで理論上は攻略法となりえるベッティングストラテジーです。比較的少ない資金でリスクを抑えながらコツコツと勝てる戦法ではありますが、デメリットはよく理解した上で実践しましょう。

    田中 和樹

    パチンコ店でのアルバイト経験からギャンブルへ興味を持ち、オンラインカジノ業界へ飛び込みました。これまでに、カジノとブックメーカーの両方でカスタマーサポートとマーケティングの業務経験を積み、オンラインカジノ業界の内情をよく知る者として記事を執筆しています。簡潔で分かりやすい記事を執筆することをモットーにしており、皆様が気になるオンラインカジノのポイントについて紹介・解説します。