オスカーズグラインド法 | 初心者でもすぐに使える実践例を用いて解説

初めて提唱されたのは1965年という比較的新しいオスカーズグラインド法。ベッティングストラテジーの一種で、オンラインカジノでもさまざまなテーブルゲームで使うことができます。しかし気になるのはその有効性。果たして攻略法となりえるのか?このページで詳しく解説していきます。

Javi P

目次

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オスカーズグラインド法とは

オスカーズグラインド法とは

新しいベッティングシステムだからといって、オスカーズグラインド法は難解なものではありません。むしろダランベール法マーチンゲール法を組み合わせたようなかなりシンプルな戦略なので、初心者でもすぐに使い始めることができます。
低リスクで低リターンでじっくり小さな勝ちを積み重ねていきたい人向けという点ではダランベール法に酷似。理論上はいつか必ず勝ちに転じるという点ではマーチンゲール法に似通っているといえます。
ちなみにオスカーズグラインド(Oscar’s Grind)という名前が初めて世に出たのは1965年に発行されたAllan Wilsonという著者のギャンブル関連書籍の中。この戦略を使っていた取材対象のギャンブラーの名前がOscarだったのでこの名がつけられたとのことです。「grind」はギャンブル用語で少額の勝ちを積み重ねるという意味。

オスカーズグラインド法の仕組み

オスカーズグラインド法の仕組み

前置きはこれくらいにして、いよいよ具体的な仕組みについてです。まず、オスカーズグラインド法では他のベッティングシステム同様、ベットに使う1単位を決めます。1単位は$1でも¥200でも$5でもかまいません。

目的は1単位ずつ勝っていくことで、1単位の勝ちを1セットと定めて資金が1単位増えるまで何セットも繰り返していくという戦法です。その上で、肝心のルールがこちら:

  1. 負けたらベットは据え置き
  2. 勝ったらベットを1単位増やす

たったのこれだけです!つまり、セットの最初のラウンドで勝つとそのセットは終了。次のセットでは再び1単位賭けます。

反面、セットの始めに負けると何ラウンドか続ける必要が出ますが、勝つたびにベット額は上がっていくので負けラウンドより勝ちラウンドが少なくてもいずれは合計収益で1単位以上勝利することができるという仕組みです。どういうことか実践例で見てみましょう。バカラのプレイヤーベットで1単位は$5とします。

実践例

実践例

ラウンド数勝敗賭け金合計収支
1$5-$5
2$5-$10
3$5-$15
4$5-$10
5$10-$20
6$10-$10
7$15-$25
8$15-$10
9$20+$10

この例では3連敗でスタートして4勝5敗と負け越しているにもかかわらず見事に2単位勝つことができました。このセットでは1単位以上の勝利が確定したため、再び$5のベットで次のセットを始めます(もちろんここでセッションをやめてもかまいません)。
1つ面倒なのが、それぞれのセットでの収支を計算しなければならないという点。オンラインカジノならアカウントの資金残高を覚えておくということもできますが、慣れるまでは紙とペンかメモ帳機能などを使ってこまめに記録しておくのが良いでしょう。

使えるゲーム

オスカーズグラインド法が使えるゲーム

オスカーズグラインド法はわりと幅広いテーブルゲームで使えるのが特徴です。計算が楽なので最初のうちはルーレットの赤/黒、奇数/偶数やバカラのプレイヤーベットといった配当がちょうど2倍になるベットがおすすめではありますが、ルーレットのダズンベットやコラムベットなどの3倍配当ベット、バカラのバンカーベット、もしくはブラックジャックでも応用が可能です。特にブラックジャックはスプリットやダブルダウンによって1セットでもまとまった利益を上げる可能性を秘めているので、コツコツとした作業が苦手な人でも楽しみながらオスカーズグラインド法が使えるゲームといえるかもしれません。

デメリット

オスカーズグラインド法のデメリット

ここまではなかなか優秀に聞こえるオスカーズグラインド法ですが、ベッティングシステムであるかぎりやはりデメリットはあります。よく理解した上で実践しましょう。

勝敗が均等に分散されると賭け金だけ上がり続ける

極端な例を出すと、負→勝→負→勝→負→勝→負→勝のように交互に負けと勝ちが続くと1単位分勝つことなく賭け金だけが上がっていってしまいます。どこかで連勝が発生しないと1セットがいつまでも終わらないというのがオスカーズグラインド法で最もわかりやすいデメリットです。

ハウスエッジの存在

あらゆるカジノゲームにはハウスエッジが存在します。つまりルーレットなら「0」と「00」が存在するので2倍配当のベットなのに勝率が5割に届くことは決してありません。バカラのバンカーベットは勝率が5割を超える珍しいベットですが、5%のコミッションがハウスエッジを発生させています。つまりルーレットなら自然と負けラウンドの方が勝ちラウンドよりも多くなってしまい、バンカーベットは勝っても5%のコミッションが引かれていくのでそれだけ1単位分勝つのにラウンド数が余計にかかるというわけです。

カジノが設定する最大賭け金

勝ったときだけ1単位ずつベットが上昇するオスカーズグラインド法ではマーチンゲール法ほど爆発的に賭け金が上がっていくわけではありませんが、それでも前述のように勝敗が分散されると理論上はそのうちカジノが定めるベット上限に到達してしまうことになります。ハウスエッジがあるかぎり、特にセット序盤に複数回連敗が発生すると逆転するまでにそれだけ連勝も必要になる可能性があるという点には留意しておきましょう。

まとめ

まとめ

オスカーズグラインド法はマーチンゲール法同様、あくまで理論上は攻略法となりえるベッティングストラテジーです。比較的少ない資金でリスクを抑えながらコツコツと勝てる戦法ではありますが、デメリットはよく理解した上で実践しましょう。

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